HGVCのオーナーになる際、ヒルトン・オナーズのメンバーにも登録されます。
HGVC?ヒルトンHオナーズ?何が違うの?とちょっと戸惑ってしまいますよね。我が家は戸惑いながら契約が終了しました。ここではHGVCとヒルトン・オナーズの関係、上手な使い方などについて解説していきます。
Contents
ヒルトン ・オナーズ
ヒルトン・オナーズとは、ヒルトン・ホテル・グループが運営するゲスト・ロイヤルティ・プログラムのことです。HGVCとは独立しています。
簡単にいうとヒルトン・ホテルのポイント・プログラムですね。
申し込みをすればだれでもメンバーになることができます。
メンバーになると、公式サイトより最安料金で宿泊が可能、無料Wi-Fiの使用が可能、アプリでルーム選択が可能になるなど、様々な特典を受けることができます。
ヒルトン・オナーズのメンバーになることでヒルトン・オナーズ・ポイントの口座を所有することになり、HGVCのポイントをヒルトン・オナーズ・ポイントに交換し世界中のヒルトンホテルに宿泊することが可能になるのです。そのため、HGVCメンバーになるのと同時にヒルトン・オナーズのメンバーに加入する必要があります。
ヒルトン・オナーズのランク
メンバーへの申し込み直後より特典は利用できるようになります。
ランクはメンバーから始まり、シルバー、ゴールド、ダイヤモンドと4段階で上がっていき、それぞれのランクに応じた特典が受けられます。
一般的な申し込みではメンバーからスタートするのですが、HGVCオーナーはシルバーランクからのスタートになります。
ではメンバーとシルバーランクにはどのような特典の差があるのか見てみましょう。
ランク | メンバー | シルバー |
HGVCランク | メンバー | |
会員資格 | 申し込み直後より | 年4回の滞在または10泊 |
ホテル特典 | ・割引保証
・デジタルチェックイン ・客室、ロビーでの無料スタンダードWi-Fi ・レイトチェックアウト ・エクスプレスチェックアウト ・2人目の宿泊無料 |
左記特典に加え、
・1滞在につき無料のボトルウォーター2本
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エリートステータス・ポイント | なし | ヒルトン・ベース・ポイントに15%のボーナス加算 |
5泊目無料宿泊 | なし | あり |
年4回の滞在が難しくても、エリートステータス・ポイントの15%加算は嬉しいですね。
続いて、さらに上のランクの特典を見てみましょう。上記特典はもちろん引き継がれます。
ランク | ゴールド | ダイヤモンド |
HGVCランク | エリート/エリートプラス | エリートプレミア |
会員資格 | 20回の滞在または40泊、または75000ヒルトン・オナーズ・ベースポイント | 30回の滞在または60泊、または120000ヒルトン・オナーズ・ベースポイント |
会員資格の延長 | なし | 理由にかかわらず1年延長可能 |
エリートステータス・ポイント | 25% | 50% |
客室保証 | なし | 到着48時間前までに連絡すれば、客室保証してくれる。 |
エグゼクティブラウンジ | エグゼクティブフロアへアップグレードした場合のみ使用可能 | 常に使用可能 |
アップグレード | あり | あり |
1滞在につきポイント進呈 | (1000;朝食と選択) | 1000 |
コンチネンタル・ブレックファスト | (宿泊中毎日(同室者1名まで);ポイントと選択) | あり |
(ホテルの種類が多いためヒルトンホテル&リゾートに限定して記載しております。その他関連ホテルにおける特典は各ホテル、公式サイトでご確認ください。)
ゴールド会員からググッと会員資格のクリアが難しくなるのと同時に、素晴らしい特典が加わってきます。せっかくHGVCのポイントもあるし、販売説明会の参加でもらったヒルトン・オナーズ・ポイントもあるなら、できるだけ特典を受けて優雅な時間を過ごしたいですよね。
でも年20回の滞在もHGVCのエリートステータス獲得も難しい。
クレジットカードでゴールドランクを手に入れましょう。
ヒルトン・オナーズ・VISAカード・ゴールドを手にすることで、ゴールドランクになることができるので、おすすめです!
ヒルトン・オナーズ・VISAカード・ゴールド | |
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![]() |
所有するだけでゴールドランクが手に入ります。
[年会費] [入会資格] |
我が家もこの方法でゴールドランクを満喫しています。詳細は宿泊記もご参照ください。
ヒルトン・オナーズ・ポイントで宿泊
全額ポイント宿泊の場合、シーズンや宿泊する曜日で必要となるポイント数は変化しますので、ヒルトン公式サイトからの確認、予約が必要になります。
ポイントの使い勝手がいいのがやはりヒルトングループの大きな強みでしょう。
ヒルトン・オナーズ・ポイントによる宿泊は、全額ポイント支払いだけではなく、5000ポイントから1000ポイント単位で現金と組み合わせて宿泊費を払えます。
ヒルトン・オナーズ・ポイントの5000ポイントは、HGVCのボーナスポイントの200ポイント、クラブポイントの250ポイントに当たります。ただし、交換手数料がかかりますのでそこはお忘れなく。
また、プーリングといって手数料無料で10名を上限に一緒に旅行している家族や友人の所有するポイントを合わせて宿泊費用に使用することや、ポイントを家族や友人に手数料無料で譲渡することもできます。無料宿泊の可能性が広がりますね。
ヒルトン・オナーズ・ポイントの獲得
宿泊
ヒルトンのブランドポートフォリオ内のホテル、リゾートでの宿泊で加算されます。
ベースポイント
客室料金とその他の部屋付け料金(通話料やルームサービスを含む)$1ごとに10ベースポイントを獲得。
ボーナスポイント
ベースポイントに加え、$1につき5ボーナスポイントを獲得(ポイント&ポイント)。
ボーナスポイントを飛行機や鉄道のマイルで獲得する方法もあります(ポイント&マイル)。ANA、JAL、大韓航空、デルタ、ハワイアン、ユナイテッドといった日本ーハワイ間を就航している航空会社も対象です。
ベースポイントに加え、$1につき1マイルが獲得できます。
ちなみにポイント&ポイントを選択するか、ポイント&マイルを選択するかは滞在ごとに選ぶことができます。ぜひご活用ください。
エリートステータス
これが上記のランクによる特典の差のところで紹介したポイントです。シルバーであれば15%、ゴールド25%、ダイヤモンド50%のポイントが自動加算されます。
また、ゴールド、ダイヤモンドランクの場合1滞在につき最大1000ポイント獲得できます。
ヒルトン・オナーズ・クレジットカード
いずれかのヒルトン・オナーズ・クレジットカードを所有することで、毎日の買い物でヒルトン・オナーズ・ポイントが獲得され、ヒルトン・ポートフォリオ内のホテルで使用するたびにボーナスポイントが加算されます。
日本で加入できるヒルトン・オナーズ・クレジットカードは先ほどご紹介したゴールドカードに加え以下の2種類、計3種類です。
しかし、最もコスパよくゴールドランクのサービスを享受するのであれば、以下のクラシック、プラチナカードではなく、ゴールドカードをおすすめします。参考までに掲載しております。
ヒルトン・オナーズ・VISAカード・クラシック | |
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所有するだけでシルバーランクが獲得できる。
[年会費] [入会資格] 未成年の方は親権者の同意が必要です |
ヒルトン・オナーズ・VISAカード・プラチナ | |
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所有することでゴールドランクとダイヤモンドランク獲得へ条件が緩和される。また、ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの優待プログラムを受けることができる。 [年会費] [入会資格] |
まず、クラシックカードについてですが、獲得できるのはシルバーランクです。HGVCオーナーはシルバーランクからのスタートなので、このカードを持つ意味はありません。
プラチナカードになると年会費が跳ね上がりますが、得られるランクはゴールドカードと同じゴールドランクです。
ただ、ダイヤモンドランクになるための条件が、「1暦年間に30回の滞在または60泊、または120,000ヒルトン・オナーズ・ベースポイントの獲得」から、「1暦年間に10回の滞在または20泊、またはご請求金額のうち、買物利用分の合計が120万円(含む消費税等)以上になること」に緩和されます。
さらに、ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの優待プログラムを受けることができます。これは、国内のヒルトン・コンラッド・ダブルツリー by ヒルトンとコンラッド・ソウルでの宿泊と宿泊時のレストラン利用が20%off、レストランのみの利用が10%offになる優待です。また、更新時には10000円分の割引券がプレゼントされます。
さて、あとはこの年会費の差を埋めるくらい年間上記のホテル使用頻度があるかどうかだと思います。さらなる詳細と比較についてはこちらもご覧ください。皆様のおうちの旅行頻度と相談して計算してみてください。
まとめ
- ヒルトン・オナーズはヒルトンホテルが運営するゲスト・プライオリティ・プログラム。HGVCとは独立している。
- HGVCオーナーは自動的にヒルトン・オナーズ・シルバー会員になる。
- 会員ランクが上がるにつれ豊富なサービスが受けらる。
- ヒルトン・オナーズ・ゴールドカードを所有すると、ゴールド会員になれる。
- 日本で加入できるヒルトン・オナーズ・クレジットカードは3種類。クラシックは必要なし。ゴールドがお勧め。プラチナはホテル使用頻度で考慮。