放棄するか…繰越すか…それが問題なんです

今年も年末がきました。

さて、年会費の支払いとともに悩ましいのが、余ったポイントをどうするか…。

先日ありがたいことに読者の方からこの様なご質問を頂きました(要約しております)。

はじめまして。隔年購入で今年度のクラプポイントが60ポイント余っています。手数料を払い繰り越すかオナーズポイントに変えるのが良いのか、もう60ポイントは捨ててしまうのか、得策なのかわかりません。

なないろ様、ご質問ありがとうございます。

これを機に、ポイントの価値について計算しながら、放棄するか、繰越すかのラインについて考えていこうと思います。

クラブポイントとして繰越す場合

一般的な予約サイトとの比較

我が家で所有するグランドワイキキアンの一泊の値段を旅行サイトで検索してみました。

すると、プラチナ期間の2.3月は1ベッドルーム、シティビュー、大人4人利用で660ドルから720ドル。

時期と曜日によって増減はありますが、このあたりで推移している印象です。

ポイントでグランドワイキキアンに宿泊するとなると、平日は同じタイプのお部屋で720ポイント、休日は1440ポイントです。

すると1ポイント大体0.5〜1ドル程度の価値になります。

これを手数料108ドルをかけて繰越すとなると、108ドル分の価値があるポイント数は108〜216ポイント以上ということになります。

となると…220ポイント以上なら繰越かな?!と思いますよね?

そうです。気づかれた方もいらっしゃるかと思います。

私たちオーナーはオープン予約が出来るんです!

オープン予約との比較

オープン予約でグランドワイキキアンに宿泊する場合、同じタイプのお部屋では平日163ドル、休日190ドルで宿泊できるです。

そうすると1ポイント0.13〜0.23ドル換算になります。

この値で計算すると、108ドル分の価値と同じポイント数は470〜830ポイントになるんです!

全然ちがいますよね。

クラブポイントとして繰越す場合の最低ポイント数のラインを、先ほどの一般的な予約サイトと比較した場合の220ポイントに持ってくるのか、オープン予約の場合の500ポイントに持ってくるのか、この選択は次のバケーション計画やオーナーの考え方で変わってくるところではないでしょうか。

ヒルトンオナーズポイントに変える場合

次にヒルトンホテルで使えるオナーズポイントに変える場合です。

こちらはクラブポイント数の25倍がオナーズポイントになります。

オナーズポイントの価値は、1ポイント約0.5-0.7円程度です。

交換手数料は108ドル以上の価値になるように考えていきます。

1ドル110円と想定した場合、手数料は11880円です。

オナーズポイント1ポイントを0.5円で考えると、23760ポイントが11880円と同等の価値になります。

ヒルトンホテルのオナーズポイント23760ポイントは、hgvcクラブポイント約950ポイントです!

つまり、950ポイント以上でなければ交換手数料の方が高額ということになってしまうんですね。

やはりクラブポイントは他のポイントに変えるとぐっと価値が下がってしまいますね。

同じ交換手数料であれば、クラブポイントとして繰越すのが一番良いのではないかと思います。

以上の計算から、交換手数料の方が高額になってしまう可能性がある220ポイント以下の場合、残念ですが放棄した方がお得…ということになってしまいます。

高額な管理費の支払いが隔年ではありますが、この捨てポイントが生じてしまうのが隔年所有者の悩ましいところです。

まとめ

・残りのポイントが500ポイント以上であれば、手数料を払って繰越しても元は取れそう。

・他のポイントに変えるのではなく、クラブポイントとして使うのがポイントの価値としては一番高い。

・捨てポイントが生じてしまうのが隔年所有のデメリット

 

 

*ご紹介のご希望(オーナー紹介による割引や優待があります)、ご購入のご相談等ございましたら、コメント欄よりご連絡下さい。もちろん非公開にいたします。

にほんブログ村

にほんブログ村

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

グランド・ワイキキアンへ!我が家がアップグレードした理由

羽田発ハワイの魅力

ヒルトン小田原リゾート&スパ 2

ヒルトン・オナーズアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード

ヒルトン沖縄瀬底リゾート宿泊記4  瀬底ビーチ

子供連れ旅行ならではの持ち物リスト